项目标书摘要:Outline of Research at the Start:本研究では、生体内の酸化還元レベルを調節する分子であるグルタチオン(GSH)の濃度を定量可能な新規GSH検出型ラマンプローブを開発する。ラマン顕微法は蛍光法と比べて多重検出能に秀でており、本系でラマンプローブの検出に求められる吸収波長は近赤外(NIR)領域であるため、NIR吸収を有する色素のみを用いてプローブを開発することが可能である。このため可視波長領域を蛍光イメージング用として利用することができ、他の蛍光プローブ・タンパク質と組み合わせることで超多重イメージングを実現可能であると期待される。